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システムズのマイグレーション事例

国際特許を取得した独自の技法と、十余年の経験で培われた技術ノウハウを活かした当社のマイグレーションは、
豊富なOSやプラットフォーム、開発言語に対応した移行実績を誇っています。


このページのマイグレーション適用事例は、マイクロフォーカス株式会社のWebサイトのユーザー事例ページに紹介されました。

COBOLとJavaの
共存システム開発

北海道の自治体クラウド開発実証事業でトライした作り込まないマイグレーション。3ヶ月間でのクラウド化、可能にしたのはMicro Focus COBOL。

マイグレーション事例 > 脱・汎用機と異言語マイグレーション|Q言語からCOBOLへの変換移行

老朽化対策を実現した異言語マイグレーション事例:Q言語からCOBOLへの変換移行

脱汎用機を行いながらTCO削減も実現した
Q言語からCOBOLへの異言語変換

三度目の取り組みで脱汎用機を実現

異言語マイグレーションとは、移行対象アプリ資産の開発言語が、移行元と移行先で異なる場合において、変換移行を実現するマイグレーションを意味します。

大手建設業H社では、受注・債権・販売管理・生産管理・経理システムとして、複数の4GLを使用した大規模なバッチ/オンラインシステムを運用し、サブシステム毎に縦割りの保守・運用体制を敷いていました。

今回のマイグレーションの目的は
・トータルランニングコスト削減=脱汎用機を志向
・Q言語からの脱却(将来的にも使えるCOBOL環境へ移行)
です。H社の脱汎用機志向は今回初めてのものではなく、既に二度、パッケージ導入やスクラッチ開発などにトライしてきてきましたが、いずれも成功には至りませんでした。三度めの今回、マイグレーションを選択することにより汎用機撤廃を実現できたものです。

大規模なシステムのため、移行は複数のベンダが担当しましたが、システムズは、Q言語から変換移行だけでなく、マイグレーションプロジェクト全体のマネジメントにも参画しました。サブシステム毎にプロジェクトリーダを配置し、顧客と連携を取りながらサブシステム毎に発生する課題をプロジェクト横断的に管理し、特にテストフェーズでプロジェクト全体の効率化を進めました。また、移行フェーズを業務単位に分割してリスク分散を図りました。プロジェクト体制はピーク時(比較検証テスト期間)、50人/月で、2012年1月に本番稼動を実現しています。

全体スケジュール:移行フェーズを業務単位に分割してリスク分散

幅広いコスト削減と性能向上を実現

今回のマイグレーションによって、かねてからの要望であった脱汎用機が実現できたのはもちろん、TCO削減や性能向上も実現しました。主な効果は次のとおりです。
・汎用機(ハード費用)コスト削減
・保守・運用要員費用の削減 → 保守・運用要員の一部は業務改善体制に異動
・処理性能向上 : 夜間バッチ処理時間の大幅な短縮。月次処理で4〜5時間の短縮を実現
・拡張性の向上 : HULFT伝送方式で外部システムとの連携方式を統一

MIGRATION Keyword

・Q言語 to COBOL(バッチ) 異言語変換
・脱 汎用機によるTCO削減
・マイグレーション プロジェクト マネジメント

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