ITリノベーションとマイグレーションを事業展開する システムズは、去る2025年 11月28日(金)に、マジセミ主催により開催されたオンライン・イベント マジTECH『「AIエージェント活用」最新動向と、企業の業務自動化・効率化」』にて、「生成 AI で加速するレガシー刷新と DX 推進」と題したスポンサーセッションを担当し、登壇しました。
マイグレーションによるレガシーシステム刷新に強みを持つシステムズは、「DX推進を阻むレガシー問題とその解決アプローチ」をテーマに、当社とパートナー企業の得意なソリューションとのコラボレーションによる共催セミナーの定期的開催や、展示会への共同出展を行っております。
今回システムズが参加したマジTECHとは、クラウド、DX、テレワーク、AI、RPA、アジャイル開発、DevOps、ノーコード、セキュリティなど、毎月最新のITトレンドに沿ったテーマを設けて、複数のIT企業がプレゼンする、マジセミ主催のオンライン・イベントです。
また、今回の「マジTECH」は、10月開催のIT展示会「Japan DX Week 2025 秋」のフォローアップイベントとして開催されたものです。
本イベントの開催にあたり、主催社であるマジセミ株式会社 代表取締役社長の寺田 雄一氏より、主催者挨拶と、テーマである「AIエージェント活用」についての、最初のセッションが行われ、前半では「AIエージェント、企業での利用はどう広がっているのか?」、そして「米国ではどのように「AIエージェント」を活用しているのか?」最新情報をわかりやすく解説。後半では、AI以外も含めて、企業における業務自動化・効率化や、セキュリティに関するトピックを紹介しました。

システムズは、第3セッションで、ビジネスプロモーション部 営業担当の狩野 祐輔が登壇し、「生成AIで加速するレガシー刷新とDX推進~企業のDX・AI活用を進めるレガシーシステム脱却の最新手法~」と題した、レガシーシステムを運用されている企業の皆様が、DX や AI 活用を効果的に進めていただくための実践的なアプローチについての、動画講演を行いました。
特に今回のセッションでは、レガシーシステムの刷新とDX推進における生成AIの活用について包括的な解説を行いました。主要なポイントとして、レガシーシステムが多くの企業のDX推進の障壁となっている現状、段階的なモダナイゼーションの重要性、そして生成AIを活用した新しいアプローチについて説明。特に、経済産業省の最新レポートを引用し、約6割の企業が依然としてレガシーシステムの課題を抱えていることを指摘しました。また、同氏は自社開発のRe:Structure AI(リ ストラクチャー エーアイ)サービスを紹介し、レガシーシステムの可視化と刷新における生成AIの具体的な活用方法を示しました。
また、今回のアジェンダは、1.レガシーIT脱却の現状と課題、2.アプリケーション移行の最新動向、3.レガシーITに対する生成AIの活用の3つのセクションで構成されており、初めにDX、AI 活用に向けたレガシー IT 脱却の進め方について説明。2025年の崖に関する経済産業省のレポートを引用し、現在も約6割の企業でレガシーシまステムが課題となっていることを説明しました。特に、データの部門間分断、最新技術との互換性の低さ、セキュリティリスク、保守コストの増大などの具体的な問題点を指摘しました。
続く、アプリケーション移行の最新動向では、最近のレガシーシステム移行の傾向として、Windows10のサポート終了に伴うVisual BasicやCOBOLアプリケーションの移行需要が増加していることを報告しました。また、クラウド活用が主流となり、特にAWSへの移行相談が増加していることを説明しました。そして、本セクションの最後に、広島で自動車部品を中心とした物流事業を展開しているロジコム社の事例を紹介しました。
セッションの最後は、レガシーITに対する生成AIの活用と題し、自社開発のRe:Structure AI(リ ストラクチャー エーアイ)サービスを紹介し、レガシーシステムの可視化における生成AIの具体的な活用方法をデモ画面を交え詳しく紹介しました。特に、ソースコードの自動解析、システム全体の俯瞰図の生成、AIチャットによる質問応答機能などの特徴を詳しく解説しました。
セッションのまとめとして、狩野氏は、レガシーIT刷新やDX推進において、現状の可視化が最も重要な第一歩であることを強調し、生成AIの活用により、これまで多大な時間と労力を要していた現状整理が大幅に効率化できることを説明し、動画セッションを終了しました。
システムズのセッション終了後は、質疑応答の時間となり、システムズの動画セッションの講演者である狩野氏が登場し、主催社マジセミの寺田氏との間で質疑応答が行われました。
システムズのセッション終了後も、協賛各社によるスポンサー動画セッションを配信。すべてのセッション終了後は、本イベントへのアンケート協力依頼と、アンケート回答者への各セッション資料ダウンロードについてのご案内が行われ、最後に、マジセミの寺田氏からのエンディング・メッセージで、「マジTECH」は終了しました。
今回のマジTECHにて、システムズの動画セッションに参加いただいた方には、この場を借りて御礼申し上げます。