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イベントレポート

“DX推進とレガシー脱却”に向けた具体策を提示

「ITモダナイゼーションSummit 2019」に参加、大きな注目集める

ITpro Special 「ITモダナイゼーションSummit2019」レビュー記事はこちら
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ITモダナイゼーションSummit 2019

システムズは、2019年4月26日(金)に東京コンファレンスセンター・品川で開催された「ITモダナイゼーションSummit 2019」に参加、DX推進とレガシー脱却に向けた現状分析・刷新計画の具体策について講演したほか、ブース展示も行いました。

システムズの展示ブース システムズの展示ブース カタログコーナー

「2025年の崖」、「デジタルトランスフォーメーション(DX)」といった企業の情報システム刷新に関する新たなキーワードが脚光を浴びています。日経 xTECHの主催で実施された「ITモダナイゼーションSummit(通称:ITモダナイSummit)」は、ITモダナイゼーションに取り組む企業ユーザを支援する最新技術・製品・ソリューションなどが紹介されるものです。当社は、本イベントに協賛し、COBOLコンソーシアムセッションで「DX推進、レガシー脱却に向けた現状分析・刷新計画の具体策」と題した講演を行いました。本講演は、告知して間もなく満席となり申し込みを締め切るほど、大きな注目を集めました。

山田浩行
講演を行った当社の山田浩行

登壇した当社の開発事業本部 マイグレーショングループ プロジェクトマネージャーの山田浩行は、まず会社概要や事業領域について紹介、システムズが企業のレガシー問題を解決するマイグレーション/モダナイゼーションで高い技術と豊富な実績を有していることを伝えて本題に入りました。

デジタルトランスフォーメーション(DX)とは、新たなデジタル技術を活用して、新たな製品やサービス、ビジネスモデルを創出または柔軟に改変するというものです。DX推進が今後のビジネス展開を左右するとも言われています。従来の守り(管理中心)のITから攻め(ビジネス拡大)のITへ適用拡大、DXの実現により実質GDP 130兆円超の押し上げが期待されること、DX実現による人材分布やIT産業の年平均成長率などに大きな変化が予想されること、などを説明した山田は、DXを阻害する課題として「既存システムのレガシー化によるブラックボックス状態」を挙げました。経済産業省のDXレポートでも、このレガシー問題について12兆円の経済損失をもたらす「2025年の崖」として警鐘を鳴らしており、山田は、「この2025年の崖を脱却してDX推進を加速するには、ブラックボックス化したレガシーシステムを新たなIT基盤に刷新し、ヒト・モノ・カネをデジタル化の投資に集中させることが求められる」と強調しました。

現状分析と刷新計画のプロセスを解説
現状分析と刷新計画のプロセスを解説

レガシーシステム刷新への移行アプローチについては、「トップダウンだけではレガシー刷新は不可能であり、まずは現状を分析し経営方針を含めてDX検討を進めるべきだ」とし、現状分析による可視化と、それに基づいた方針・計画策定の重要性を説きました。続いて、現状分析と刷新計画の具体的な方法を解説、現状分析ではシステムの可視化と機能の可視化の2つをやるべきこととして挙げたほか、資産棚卸により移行対象を明確化することの必要性などを、いくつかのサンプルを紹介しながら解説しました。また、資産棚卸以外の資産分析手法として、コードクローン分析とプログラム解析(可視化)についても取り上げました。

ここで山田は、熱心に耳を傾ける満員の参加者を前に、本講演のポイントを振り返り、DX推進にはレガシーシステムの刷新が重要となること、刷新は目的とリスクを考慮して機能・システム別に方針を決定すべきであること、刷新の第一歩は現状資産の分析にあり、それに基づいて刷新計画を具体化すべきであることを、再度強調しました。

講演の最後には、モダナイゼーションのトレンドとして、AS/400のモダナイゼーションとVBモダナイゼーションが、いずれも保守・サポート終了に絡んでお客様からの問い合わせや引き合いが目立っていることを紹介し、大盛況の中で講演を終了しました。

「Ask the Speaker」コーナー   システムズの展示ブース

講演終了後は「Ask the Speaker」コーナーが設置され、受講者からの質問や相談に講演者自ら対応させていただきました。

一方、会場では、協賛企業としてブース展示も行いました。パネルと資料、カタログの展示を行って、来場者からのご質問などに対応させていただきました。

講演者インタビュー

また、セミナー終了後には、主催者側からの講演者へのインタビューが行われました。講演の模様は、日経BP社のレポートで紹介される予定です。今回ご参加いただけなかった方はぜひそちらをご覧ください。

システムズでは、今回取り上げたようなITモダナイゼーションのホットな話題を紹介するセミナーを定期的に開催しています。当社のホームページをご覧の上、ぜひお気軽にご参加ください。

開催概要

イベント名

ITモダナイゼーションSummit 2019 ~レガシーを活かすシナリオとは~

会 期

2019年4月26日(金) 10:30~17:15(10:00開場)

会 場

東京コンファレンスセンター・品川 5F(東京都港区港南 1-9-36 アレア品川)

主 催

日経 xTECH

協 力

日経SYSTEM、日経NETWORK

協力団体

COBOLコンソーシアム

協 賛

アクセンチュア、日立製作所/ヴイエムウェア、コベルコシステム、マイクロフォーカス、日本ティーマックスソフト、ソフトロード、システムズ、東京システムハウス ほか

受講料

無料(事前登録制)

システムズ講演概要

プログラムNo

B-5

時 間

14:45~15:25

会 場

B会場

演 題

DX推進、レガシー脱却に向けた現状分析・刷新計画の具体策

システムズ 開発事業本部 マイグレーショングループ プロジェクトマネージャー
山田 浩行

 

■セミナーに関するお問い合わせ
株式会社システムズ 開発事業本部 (システムズのホームページはこちら→)
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