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イベントレポート

レガシー侍 情報交換会「MeetUP3」
～レガシーシステム × 生成AIで進める “Re:Structure AI”～ を開催

システムズは、2025年11月28日(金)に、品川区五反田で、リアルイベント「レガシー侍 情報交換会 MeetUP3」を開催しました。

当社が立ち上げた人材コミュニティ「レガシー侍」は、老朽化・複雑化したレガシーIT環境を“最後尾から支える”ことをミッションに、全国の実務者・OB・現場マネジメントが繋がる知見共有の場として活動しています。2023年3月に第1回、2024年2月に第2回のオフラインイベントMeetUPを企画、3回目となるこのたびのMeetUPは、レガシー再構築プロジェクト “Re:Structure AI” に関する情報、北米市場への展開状況と今後の見通しなどの紹介、参加者の体験談を気軽に話してもらうセッションや懇親会の実施など、参加者同士の情報交換や交流も図る目的で開催したものです。

システムズ側から開会の挨拶、本日のプログラムの紹介を行った後、最初のセッションをスタートしました。「レガシー侍の現在地とこれから」と題し、システムズの担当者からプレゼンテーションを行いました。本セッションでは、まず、経済産業省がDXレポートで指摘した“2025年の崖”とレガシーシステムの問題を振り返りながら、「レガシー侍」コミュニティ発足の経緯やこれまでの活動を総括しました。また、現在の活動として、「2025年5月にはCIO Loungeとの連携によるレガシーマイグレーション情報交換会を開催、矢島孝應理事長と当社の小河原隆史社長との対談をはじめ、活発な情報故交換が行われたことを報告しました。また、2026年に「なぜシステムは過去を捨ててしまうのか?」をテーマにした書籍を2026年に刊行予定であることについても触れました。今後は、ブログやメールマガジンなどマーケティング活動や勉強会の定期開催などにも注力していくとし、最初のセッションを終えました。

続いて、「北米市場への挑戦：日本発モダナイゼーションの可能性」という演題で、2つ目のセッションが行われました。2025年4月にテキサス州ダラスに北米オフィスを設立した当社ですが、このセッションでは、アプリケーションモダナイゼーションビスの市場規模、米国モダナイゼーション企業16社の訴求メッセージなどの紹介を通じて日米の市場の違いを明らかにし、他業界で米国進出に成功した企業の事例なども挙げながら、米国でいかに日本企業としての価値を提供できるかについて考察しました。最後に、今後の展開シナリオや現地での対応などについて展望し、次のセッションにバトンを渡しました。

3つめのセッションのテーマは、「生成AI × レガシー再構築 “Re:Structure AI” 実践知共有」です。当社は2025年10月に、生成AIを活用してブラックボックス化した企業のレガシーシステムを解析・可視化し、属人化リスクの解消と刷新コストの削減を実現する新サービス「Re:structure AI」を発表しましたが、このセッションでは、この次世代型IT資産再生ソリューションの概要を紹介しました。主な機能を説明したほか、北米のaltitude80の事例を紹介、北米でどういったレガシーシステムの課題があり、どういった解決策が求められているかについても浮き彫りにしました。また、日本国内の事例もいくつか紹介し、生成AIを効率的に活かせるシーンやポイントについて考察、最後に「Re:structure AI」活用の実際を画面で紹介して、セッションを終えました。

最後のセッションは、「ライトニングトーク」と題し、参加者が気軽にマイクを握り、レガシー刷新の経験談や会社紹介など自由なテーマで話していただく企画です。

1社目のZenken株式会社のマイグレーションポータルサイト「マイグレ レスキュー！」(https://www.migre-rescue.com/)については、同社に代わってシステムズが紹介させていただきました。続いて、株式会社ウイングシステムの代表取締役社長、長谷川忠志氏が登壇し、同社が実施しているCOBOLの入門講座についてご紹介いただきました。最後に、大規模システム開発におけるマネジメント人材育成をサポートしている株式会社Dream pictureの代表取締役社長、金 哲氏から、人的リソースをはじめ、さまざまな問題提起などがありました。

すべてのセッション終了後は、飲み物と軽食を用意しての懇親会が行われました。当社の代表取締役社長、小河原隆史の乾杯の音頭でスタート、参加者同士が名刺交換をしながら交流する貴重な時間となりました。

「レガシー侍」は、今後、より参加しやすいコミュニティを目指し、ブログやメルマガをはじめとした情報提供や交流の機会も増やしていく考えです。ぜひお気軽にシステムズ担当者までお問い合わせください。

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