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イベントレポート

物流DX推進オンラインセミナー
「古い・遅い」ハンディターミナルから脱却! ~サポート終了問題と現場のイライラを“運用そのまま”で解決する刷新アプローチ~ を開催

無料オンライン物流DX推進セミナー「古い・遅い」ハンディターミナルから脱却!~ サポート終了問題と現場のイライラを“運用そのまま”で解決する刷新アプローチ ~

システムズは、7月15日(水)に、物流DX推進セミナー「古い・遅い」ハンディターミナルから脱却! ~サポート終了問題と現場のイライラを“運用そのまま”で解決する刷新アプローチ~ をオンラインにて開催しました。

ハンディターミナルのメーカー・OSサポート終了に伴い、セキュリティへの不安が高まっています。また、端末の性能劣化や老朽化は、業務効率に深刻な影響を与えます。さらには、故障時の修理対応困難や交換機不足による業務停止リスクも脅威となっています。しかし、大規模なシステムの入れ替えや基幹システム再構築を行うには、予算、時間、運用変更や現場の再教育など、さまざまな負担が大きな壁となります。本セミナーは、そうした壁を乗り越え、ハンディターミナルだけの入れ替えから始める現実的なスモールスタートの考え方を解説するとともに、 “運用そのまま”の低コストで進める刷新アプローチを紹介するものです。

セミナー開始に当たって、司会・進行役を務めたシステムズ ITソリューション事業本部 ITソリューション開発四部 ロジスティクスチームの皆藤優花から、本日の概要と講演者の紹介があり、セミナーがスタートしました。

曲山和宏

当社の曲山和宏

登壇したのは、システムズのITソリューション事業本部 水戸オフィス 物流×IoTソリューションアーキテクトの曲山和宏で、「今日は、なぜ今ハンディターミナルの刷新が必要なのかをお話しし、刷新を阻んでいる3つの壁について整理。そのうえで、運用はそのままで実現できる低コストの刷新アプローチを紹介し、最後にハンディ刷新を物流DXの入り口にする、という構成でお伝えしたい」と前置きしました。

曲山は、最初にシステムズの会社と事業の紹介を行いました。システムライフサイクルを、(1) IT総合診断(コンサルテーション)、(2) マイグレーション・モダナイゼーション、(3) ビジネスアプリ開発、(4) 物流×IoT開発、(5) ITインフラ、(6) 運用保守・維持改善、の6つの領域からトータルサポートできる体制を整えていることを強調しました。「マイグレーション・モダナイゼーション」は当社の主力としている事業であり、また、「物流×IoT」分野では、社会インフラや物流系のWMS(倉庫管理システム)、WCS(倉庫制御システム)、WES(倉庫運用管理システム)といったシステム開発をメインに展開しており、本セミナーは、この2つが組み合わせた領域に関するものとなります。

曲山は、当社は物流倉庫システム分野で25年以上の実績と年間平均20件ほどの取引があり、市場規模の拡大と歩調を合わせる形で、WMS、WES、WCS、ハンディターミナルアプリの開発を手掛けながら、現場のデジタル化の変容に並走してきた点を強調し、本題に入りました。

事業領域(物流×IoT開発)

最初のテーマは「なぜハンディ刷新が必要なのか?」。多くの物流現場で、ハンディターミナルが古くなっても、まだ使えるからという理由で更新が後回しになっている状況を取り上げ、「ハンディは、物流のほぼ全工程で使われている現場を支えるインフラであり、故障すれば1台だけの話では収まらず、業務全体の処理能力低下や現場の動きの停滞につながる」と指摘しました。加えて、「ハンディの刷新は、故障してから対応するよりも、計画的に進めることでリスクを抑えながら導入できる」と、動いているうちに刷新することのメリットを説明しました。

刷新のタイミング

にもかかわらず、なぜ刷新が進まないのか。曲山は“刷新を阻む3つの壁”というテーマで話を進めました。1つめは、「コストの壁」で、ハンディだけ変えたい場合でも、システムの大規模改修のイメージがあり、予算確保のハードルが上がってしまうこと。2つめの「運用変更の壁」では、現場の混乱、教育の手間、繁忙期だと難しいといった不安から導入時期を先送りしてしまうこと、3つめは「体制の壁」で、担当者の不足やベンダーとの調整、現行システムのブラックボックス化などで検討自体が進まないこと、などの課題を浮き彫りにしました。また、保守サポートの延長、同型の中古端末を調達する、バッテリーだけ交換して使い続ける、といった延命策は、「今使うための対策に過ぎず、根本的な解決に至らない」と話しました。では、本当に変えるべきものは何なのかについては、「何を変え、何を残すのかを明確にすることが成功の鍵となる。業務は変えずに端末だけを次世代機へ切り替える、これがリスクの最も小さな“ハンディモダナイゼーション”という考え方だ」と話しました。

本当に変えたいのは何か?

続いて、“運用そのまま”で実現する低コスト刷新のアプローチというテーマに移りました。曲山は、ハンディターミナルを最新化するメリットの紹介に続き、ハンディターミナルアプリの刷新方式として、(1) プログラム自動変換、(2) 現行運用を踏襲したローコード開発、(3) 現行運用を踏襲したスクラッチ開発、(4) お客様課題起点の開発、の4つを挙げ、それらの比較も行いました。また、現行資産を最大限活かせ、短期間・低コストで業務変更も最小限に抑えられる「プログラム自動変換」については詳細を説明。その効果はシステムの規模やソースコードの共通性によって大きく変わること、目的や将来の運用を踏まえ、スクラッチ開発やローコード開発も含めて最適な方式を選択することが重要であることも付け加えました。

ハンディターミナルアプリの刷新方式比較

この後、ローコード開発を活用し、既存の物流業務を維持しながら新しいハンディ環境へ効率的に移行した例、スクラッチ開発により、お客様の業務に合わせた最適なシステムを構築した例など、3つの事例を紹介しました。

最後に、「ハンディ刷新を“DXの入り口”にする」というテーマに転じました。曲山は、「DXは必ずしも大規模なシステム刷新から始める必要はなく、まずは現場データを見える化し、小さな改善を積み重ねることが第一歩だ」と強調し、在庫のリアルタイムの見える化、作業実績の見える化、ボトルネック分析による継続的な改善に関する3つの事例を紹介しながら、そのポイントを解説しました。「ハンディターミナル刷新は単なる機器更新ではなく、物流DXの第一歩だ」とまとめ、本日のセッションを終了しました。

DXの第一歩は「見える化」

セッション終了後には、質疑応答の時間を設けました。受講者から寄せられたいくつかの質問に対し、講演した曲山だけでなく、当社ITソリューション事業本部の下遠 充と日高也貴の2人も加わって、対応させていただきました。「既存システムの現状調査はどのような方法で行うのか」という質問に対しては、当社が実際に使用している移行調査シートを見せながら説明しました。システムズでは、今回のような物流DXをはじめとする旬の話題をテーマに、無料のオンラインセミナーを主催しています。引き続き、多くの企業の皆様のご参加をお待ちしております。

セミナー配信の様子

セミナー配信の様子

セミナー配信の様子

実施要領

日 時 2026年 7月15日(水)13:30~14:30 [※ Zoom入室開始 13:20 ]
会 場 Webオンラインセミナー ご自身のPCやスマートフォンで受講可能
セミナー視聴にはZoomを利用します。参加URLはセミナー開始直前までにメールでお知らせします。
主 催 株式会社システムズ
参加費 無料/事前登録制
締 切 2026年 7月14日(火)

■セミナーに関するお問い合わせ
株式会社システムズ ビジネスイノベーション本部 セミナー事務局(システムズのホームページはこちら→)
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