レガシー・マイグレーションのノウハウ&ドゥハウ。 計画時サービスからメインサービスまでシステムズの業務をご案内。

マイグレーション広告アーカイブ

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ニッキンFIT2011春

FIT2011   FIT2011
F O C U S

企業のクラウド化を強力な味方となる
レガシーマイグレーション

システム最適化により、ITコストを削減しながら
企業競争力をアップ

 ITコストの削減とIT活用の効率化による企業競争力の強化。いずれも今の時代の企業にとって大きな関心事であるが、これを実現するものとして注目を集めているのがクラウドコンピューティングだ。クラウド化を成功させる要因は何か、また、これを強力に支援するマイグレーションをどう活かしていけばいいのか、そのポイントを概説する。

本格普及が期待されるクラウドコンピューティング

 昨年、経済産業省がまとめた報告書で、「クラウドコンピューティングの活用により、2020年までに累計40兆円超の新市場が創出される」との期待が表明されたことは記憶に新しい。先陣を切った海外ベンダーに続き、国内ベンダーも相次いでサービスを開始、データセンター拡充などのインフラ整備も急ピッチで進んでいる。クラウド元年と言われた昨年だが、今年は本格普及期突入の年として活発な動きが見られそうだ。
 クラウドコンピューティングは、サーバーやストレージなどのハードウェアやアプリケーションソフトウェアなどの資産を所有しなくても、インターネット経由で企業の求めるIT環境が入手・活用できる仕組みである。それ以前から脚光を浴びていたPaaSやSaaS、IaaSなども、このクラウドというキーワードで括ることができよう。クラウドサービスには、ビジネスやコンシューマを問わず、不特定多数のユーザーにインターネット経由で提供されるパブリッククラウド、企業を中心とした特定ユーザーだけを対象に基本的に閉域網を経由して提供されるプライベートクラウドがある。今後は、パブリックとプライベートと社内システムを目的によって使い分けるハイブリッドクラウドの伸長が期待されている。 
 これだけクラウドコンピューティングが注目を集めるようになったのは、厳しい経済危機下に置かれている企業が、IT投資・運用コストの低減と運用管理負荷の軽減、ビジネスを取り巻く環境の変化への柔軟な対応、既存システムの有効活用などを求めているからに他ならない。現在、多くの企業がクラウド推進のための情報システムの再構築や見直しに取り組んでいるものと思われるが、単なるITコストの削減に終わらせず、これまで以上にITを効率化に活用するためには、クラウド化の本質を踏まえた推進が必要なのは言うまでもないだろう。

なぜマイグレーションがクラウド支援に重要となるのか

クラウドは「ビジネス/サービス」の視点と「技術/システム」の視点に分類される。ビジネス/サービスの視点とは、クラウドを利用することでユーザーにどのようなメリットが得られるかを重視した考えであり、技術/システムの視点は、クラウドの提供価値を高めるインフラの構築・運用の最適化を図る考えである(図1)。

図1 クラウド「ビジネス/サービス」と「技術/システム」の視点

図1 クラウド「ビジネス/サービス」と「技術/システム」の視点

 クラウド化を検討する際には、コスト削減面や豊富なサービス、構築時間の短縮など、どうしてもベンダーが提供するサービスの視点に目が向きがちだが、拡張の柔軟さや環境負荷の低減といった事業者の視点も重要だ。また、独自機能や基幹系、コア系のシステムは既存システムからクラウドへの移行が不可欠であり、“クラウド化を実現するシステム”という視点では『実装技術』が重要となる。そこでクローズアップされるのがマイグレーション技術なのである。
 クラウドを推進する上では、自社のアプリケーション資産を分類し、適材適所でクラウド化可能なものを見極めていくという、ITポートフォリオ管理の重要性が増す。そうした観点から言えば、マイグレーションは、棚卸による調査分析、適応性評価、移行性検証、移行実装というメソッドを包含しており、単なるレガシーシステムからの移行だけでなく、さまざまなシステムをクラウド対応にするための課題に対する解決策を提供できる重要な位置づけにある。最大のポイントとなるのは、『現行システム分析の重視』だ。まず事前調査/分析で現状を把握することで、綿密な資産の棚卸しとリスク可視化を行う。次いで、移行方法や技術的課題を検討し、そのうえで、最適化された移行方法に基づいた実装を進める。こうしたマイグレーションの進め方は、まさにクラウド構築の屋台骨ともいうべき考え方であり、棚卸から移行性検証までのコンサルティングならびに実装技術はクラウド化を成功させる大きな鍵を握っていると言えよう。

既存資産をクラウドに活用するためのサービス

 国内外で特許を持つ独自のマイグレーション手法、40年を超えるシステム構築のスキルとノウハウを持つシステムズは、マイグレーションメソッドを活用したクラウド化コンサルティングを提供している。2010年には、北海道での自治体クラウド開発実証事業の一環として行われた利用実証にマイグレーション技術で参加している。業務システムのクラウド利用実証において当社のマイグレーション手法が活用され、その技術が認められたものだ。
 クラウド化コンサルティングでは、マイグレーション診断や、レガシー化した既存資産を活用するクラウド移行アーキテクチャ設計支援を含めた、トータルなクラウド化支援サービスを提供する(図2)。

図2 マイグレーションメソッドを活かすクラウド化コンサル手法

図2 マイグレーションメソッドを活かすクラウド化コンサル手法

(1) クラウド適用パターンへの方向性診断
 現行業務+システム診断から抽出された課題を分析し、パブリッククラウド、プライベートクラウド、両方のミックスといったクラウド適用パターンや、移行に適した業務+システム資産の切り分けなど、クラウド化の方向性を診断し、適材適所の移行方針を提案する。
(2) レガシー化既存資産のクラウド化活用法
 棚卸し後の資産をそのまま活用する、資産の仕様情報を活用する、あるいは新システム向けに変換して活用する。どのパターンのクラウド化を図るにも、クラウド化対象となるレガシー化したシステム資産の確定は不可欠となる。システム資産の棚卸しによって、稼動・運用記録と環境情報から、稼動・不稼動・重複プログラムの洗い出し、新プラットフォームのサイジング検討対応など、有効活用資産情報を明確にしていく。既存資産分析手法では、当社は国内外で特許を取得している。
(3) 最適なクラウドアーキテクチャの選定
 既存資産棚卸しでクラウド化対象資産が確定した後は、クラウド化への技術的課題の抽出、不具合発生の予測と対策検討等のリスク管理、およびプロジェクト計画と費用の策定を行う。この移行性検証により、クラウド化品質と最適な技術生産性を確保する。


<お問い合わせ>
マイグレーション事業本部 営業部
Tel:03-3493-0032(ダイヤルイン)
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