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セミナーレポート

システムズ 大阪事業所で
DX解説/VBモダナイゼーションセミナーを開催

経済産業省「DXレポート(2025年の崖)」の解説と、
Win7/Win2008のサポート終了対策を紹介

「済産業省「DXレポート(2025年の崖)」の解説と、Win7/Win2008のサポート」セミナー

システムズは7月26日(金)に大阪・肥後橋のシステムズ大阪事業所セミナールームにて、「経済産業省「DXレポート(2025年の崖)」の解説と、Win7/Win2008のサポート」と題したセミナーを開催しました。

2020年にサポート終了を迎えるOS「Windows7/WindowsServer2008/R2」の移行をテーマに取り上げたセミナーは、昨年の9月以来の大阪事業所での開催となります。

今回のセミナーでは、定期的に開催し好評をいただいている、2020年1月の Windows7/  WindowsServer2008/R2のサポート終了問題をテーマとする「VBマイグレーション」に、今、旬のキーワードとなっている「DX推進/2025年の崖」を新たなテーマに加え、2セッション構成によるセミナーとして開催いたしました。

5月末に開催された関西デジタルイノベーション2019への出展に続く、大阪地区でのセミナー開催にもかかわらず、沢山の方にご来場いただきました。この場を借りてお礼申し上げます。

当日の大阪セミナー会場の様子
当日の大阪セミナー会場の様子
新里隆行
大阪事業所 所長 新里 隆行

まず、大阪事業所 所長の新里隆行より創業50年の当社のモダナイゼーション(マイグレーション)の実績の紹介があったのに続いて、本日のセミナーではDX推進/2025年の崖の概要と Windows7/ WindowsServer2008R2の延長サポート終了に伴うWindowsレガシーからの脱却の具体的方策を併せて聴くことができることの説明と、加えて当社が長年実績を積み上げてきた変換ツールによるデモと、ブラックボックス化が進むレガシー資産の調査・分析資料を交えて解説する旨の紹介があり、セミナーがスタートしました。

前半のセッション1では、「DX推進/2025年の崖」の克服編として、「DX推進、レガシー脱却に向けた現状把握・将来計画の策定法~2025年の崖の克服とデジタルトランスフォーメーションの実現~」という演題で大阪事業所の新里隆行がまずDX(デジタルトランスフォーメーション)とは何かを、DXレポートの内容を紹介しながら解説しました。

特に、DXレポートの内容からはモダナイゼーションと関係する、DX推進の阻害要因は何なのかをクローズアップ。既存システムがブラックボックス化している認識があってもシステム刷新が進まない現状を指摘、システム刷新を決断するためには、何よりも現状分析が大切であると強調しました。

そして、後半のVBマイグレーションにもつながるDX推進への道のりとして、現行資産の整理・棚卸はもとより、業務上での運用・保守の状況、他システムとの連携なども必要だとし、VBモダナイゼーションで必要な可視化情報のアウトプット例として、プログラムソース一覧をはじめとした、各種帳票ドキュメントを紹介。当社の「IT総合診断」とDXの戦略立案への道のりとの類似点を紹介しながら、IT総合診断の「可視化サービス」、「診断サービス」、「IT計画策定支援」の3つのサービスの概要と不動産仲介業、印刷業における事例を紹介し、前半のセッションを終了しました。

後半のセッション2は、ソリューション開発グループ プロジェクトマネージャーの板倉利幸が、「迫る!Windows7 & Windows Server 2008 サポート終了 やるなら今!VB6.0アプリ資産モダナイゼーションの進め方」という演題で登壇しました。

板倉は冒頭、「2020年1月のWindows7/WindowsServer2008 R2のサポート終了まで、あと半年であることを強調し、資産の調査・分析から変換・テストまでは相応の時間がかかる」と早めの対応を訴えました。

当社に多く寄せられるお客様の課題として、ハードの老朽化、技術者確保が困難、セキュリティリスクの増大、システムのブラックボックス化などが挙げられます。板倉は、「最近はレガシーC/SシステムからWebシステムへの移行の相談もここにきて目立っている」と話し、概要を紹介しました。C/SレガシーWeb化マイグレーションの概要については、https://www.migration.jp/menu/migrate-web/ をご参照ください。

WEB化マイグレーション

このあとVBアプリの移行手法について解説、当社が開発した変換ツールのデモ動画や、プログラムソース一覧、移行元と移行先の画面の比較など豊富なアウトプット資料を用いて当社のVBマイグレーション アプローチについて説明しました。

最後に、マイグレーション品質を確保するためのテスト手法についても触れ、当社独自の比較検証テストについて概説し、テストの効率化を高めつつ、移行リスクの低減と移行品質の確保をしていることを強調して、セッションを終えました。

モダナイゼーション プロバイダの当社では、マイグレーションにこうした旬の話題をテーマに加えたプライベートセミナーを開催しています。

次回は、9月19日(木)、当社のお客様によるVBマイグレーションの事例講演をクローズアップしたセミナーを東京開催で予定しております。

プログラム


14:00 受付開始
14:30 オープニング(ご挨拶/当日のアジェンダ紹介)
14:40〜15:30

< セッション1 >

DX推進、レガシー脱却に向けた現状把握・将来計画の策定法
~2025年の崖の克服とデジタルトランスフォーメーションの実現~

20年以上レガシーのモダナイゼーションを実施した経験から棚卸等の現状システム分析手法及び効果について解説します。また、DX推進に向けた将来計画策定のアプローチプロセスについても紹介します。

大阪事業所
所長 新里 隆行

  【休 憩】
15:40〜16:30

< セッション2 >

迫る!Windows7 & Windows Server 2008 サポート終了に向けて
やるなら今!VB6.0アプリ資産モダナイゼーションの進め方

2020年のWindows7とWindows Server 2008/R2のサポート終了まで残りわずかとなり、特にVisual Basic6.0(VB6.0)で開発されたアプリ資産の移行対策に関するお問い合わせがますます増加しつつあります。サーバおよびクライアントOSのサポート終了で増大するセキュリティリスク、厳しい状況に追い込まれつつある開発と稼働環境、といったさまざまな課題が伴い、今後VB6.0アプリ資産をどうしていくのか?これから早急に対処しておきたいレガシー化するVBアプリ問題を、当社独自のVB変換ツールのデモも交えて分かりやすくお答えします。

開発事業本部 ソリューション開発グループ
プロジェクトマネージャー 板倉 利幸

16:30 閉会/モダナイゼーションに関する個別ご相談など

 

■セミナーに関するお問い合わせ
株式会社システムズ 開発事業本部 (システムズのホームページはこちら→)
TEL 03-3493-0032(ダイヤルイン)
受付時間 9:00〜17:45(土・日・祝日を除く)
FAX 03-3493-2033(24時間受付)