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Vol.05 メインフレームのオープン化の流れ

2015.8.7

メインフレームのオープン化とは

1980年代当時、多くの企業がシステム化に乗り出していました。ホストコンピュータとしてのメインフレームは、特に銀行や生命保険など一度に大量のデータの処理を行う必要がある業務ソリューションとしては、唯一と言っていいほどの選択肢でした。ところが1990年代に入り、パソコンの性能が向上するにつれ、オープン化の波が寄せてきました。マシンやアプリケーションの導入費用もさることながら保守運用コストが企業にとって重荷となってきたのです。やがてネットワークや機器類の性能も日々向上し、TCP/IP環境下でのクライアントサーバシステムへのダウンサイジングがトレンドとなりました。当時のオープン化とは、このようにホストコンピュータとして使用していたメインフレームをUNIXやWindows Serverを利用したクライアントサーバシステムにダウンサイジングすることをいいます。

ダウンサイジングで進むオープン化

メインフレームの保守期限が切れるタイミングでWindowsやUNIXを中心としたクライアントサーバシステムへとオープン化することにより、システム導入コスト削減効果が期待できます。またシステムの開発コストについても、これまで主に使用されてきたCOBOL言語と比べ、オープン系言語のほうがGUIの開発環境を利用することができるため、一般的には開発効率の向上が期待できます。ユーザーにとっても、Windowsを利用したGUIのシステムはコンピュータに不慣れな人でもなじみやすい点がメリットです。メインフレームでも各メーカーはオープン系技術の取り込みを進め、柔軟に開発環境や周辺機器を選ぶことができるようになってきましたが、やはりオープン化の流れは止まりません。

行き過ぎたオープン化の見直し

1990年代後半はダウンサイジングのムーブメントや2000年問題の影響もあって各社こぞってオープン化を進め、廃れるかと思われていたメインフレームですが2000年代に入って随分見直されてきました。特に信頼性が必要となるシステムの場合、サーバーを多重化しリカバリーに備えなければならないオープンシステムは、機器の信頼性や可用性に加え、マルチベンダー環境であることへの不安もあるでしょう。また、リアルタイム処理でトランザクションの分散による負荷軽減が求められるところではクライアントサーバシステムが適していますが、夜間バッチのように一度に集中して大量のデータを処理するには、メインフレームのような高い処理能力を有するマシンが有利となります。シンプルなシステム構成で耐障害性能にも優れるメインフレームと、選択の自由度が高くコストメリットもあるオープンシステムですが、それぞれの特徴と強みを活かした業務に利用される形で落ち着いています。

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